

スーパーウォールと並行して、より自然に近い素材で断熱効果を上げる方法も、マツミの家では追求してきました。そしてたどり着いたのが「ウール(羊毛)」という素材です。
ふんわりとしたウールは、家全体を暖かく包み込むだけでなく、湿気を吸ったり吐いたりすることによって、いつも壁の中をサラリとさせ結露を防ぐという特質を持っています。
ウールブレスは自重量の35%もの水分を保持できる上に、ホルムアルデヒドを吸着するという性質もあるため、シックハウス対策にすぐれた素材でもあります。

"家の作りやうは夏をむねとすべし"。 兼好法師が『徒然草』の中で述べた言葉です。 1ヶ月にも及ぶ長雨の梅雨の時期があり、水浸しになったところに、梅雨があけると連日太陽が照りつける日本の夏。住宅づくりは、この暑苦しさとのたたかいでした。夏向きにつくられていない風通しの悪い住居というものは、耐え難いものだったのです。
その結果、日本の家屋は、お寺のように夏は涼しいけれど、冬はすきま風が入って寒い家が、長い間主流となってきました。

しかし、それでは冬の寒さをどうするのか、という問題が取り残されてしまいます。日本古来のよさを大切にしているマツミの家ですが、 暖房をしている部屋とそうでない部屋との温度差が、体に強いる負担などを考えた時、それらは早急に解決しなければならない問題でした。
そこで研究の結果、"これなら"と確かな手ごたえを感じたのが【スーパーウォール工法】というものでした。スーパーウォール工法は、次のような特徴を持っています。

冬暖かく、夏涼しい。
1年を通して快適に暮らせます。
冬場のトイレや浴室、脱衣所などで感じる不快感。その急激な温度変化は、体に大きなストレスとなり体調不良の原因にもなります。とくに高齢者には血圧上昇によって心臓に大きな負担がかかり、生命の危険を伴う重大問題となることが指摘されています。
スーパーウォール工法の家はどの部屋も温度差がないため、ヒートショックの心配がなく、お年寄りや赤ちゃんにも安全に快適に過ごしていただくことができます。
地震大国ニッポンにふさわしい独自のSWパネル構造で、耐震性はもちろん耐風性を強めています。永く安心して暮らせる耐久性があります。
家全体の気密性が高いので外からの騒音を低減します。また、室内からの音漏れもおさえます。
騒音は、主に建物の隙間などから出入りしています。SW工法の家は、気密・断熱パッキンによるSWパネルの高気密施工で、優れた遮音性能を発揮。さらには、SW工法で採用する断熱サッシが、複層ガラス仕様によって遮音性能を一層高めます。
外からの空気を常に取り入れ、室内の汚れた空気を排出し空気のよどみが少ない。
計画換気システムが24時間稼動することで、ホルムアルデヒドをはじめ室内の汚れた空気を戸外へ排出できます。
気密・断熱性に優れた高性能パネル・サッシ・ドアにより、室内からの熱が逃げにくく、冷暖房効率が極めて高い。
保温性に優れたSW工法住宅は、高気密・高断熱で外気に影響されにくく、頭から足元まで均一な温度の快適空間を保てます。
吹き抜けなど大きな空間のある家も、温度差が少なくのびのびした空間が作れます。

家全体を魔法瓶のように包むスーパーウォール工法。
スーパーウォール工法ほど高気密・高断熱ではないが、ふんわりと家を包む、自然素材のウールブレス。
どちらが正解というものではないと、私たちは考えています。
自分たちがどんな家を建てたいのか、そこでどのような暮らしをしたいと考えているのか、
それをじっくりと考える中から、工法や素材が決まってくるのだと思います。
じっくりお話ししながら、あなたに合った家づくりを、一緒に探していきましょう。