土台を取り替えたり、腐食部の補強をしています。。。愛知県高浜市の古民家再生現場より

古民家再生現場です。

基礎コンクリートを打設後、土台を敷設しました。

もちろん桧材です。

土壁は貫の位置を調査し、最低限の撤去とします。

むやみに貫を撤去してしまうと、竹木舞が支持できず、土壁が崩壊してしまいます。

 

土壁はなるべく残したいと考えています。

古民家が、夏に涼しかったりするのは、

土壁の熱容量が大きいことにも起因しているので。。。

 

熱容量が大きな物質を内包することにより、

急激な温度変化に対応することができます。

 

 

 基礎上に

きれいな桧土台が走ります。

 

 

足回りはしっかり補修されましたが、

妻側の下地をめくっていくと、新たな腐食が。。。

 

牛梁の上の

妻梁の表面がぼろぼろ。。。。。

 

急遽

妻梁の下に、桧の補強梁を入れる寺やん。

 

小屋束も上から下まで沿わせて補強。

なべさんが、ぼそぼその荒壁を補修してくれています。

 

下では、寺やんが、

増築部の刻みの真っ最中!

古民家と大工。

横長に切り取られたフレームになじみます。

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