古民家再生に込めた思い

 

 

70年、80年、100年以上も、大切に住み継がれてきた民家があります。古民家を思い描くとき時、私たちの脳裏には飴色に光る大黒柱や太い梁、風が吹き抜ける土間や広い縁側などが浮かびます。住んだことがなくてもどこか懐かしさを感じます。

そんな古民家がいま次々と壊されつつあります。住まい手のみなさんの中には壊したくて壊しているのでない、やむを得ない事情を抱えておられる方も多数おありのことでしょう。

古いものを修理して使うよりも新しいものを買う方が安くて早いという消費社会の原則に慣らされてしまった私たちは、いつの間にか日本人の美徳だった物を大切にする心とともに古いものをよみがえらせるための技術もどこかに置き忘れてしまったようです。

 

 

 私たち松美建設は、2002年から古民家再生に本格的に取り組んできました。きっかけはある方からお祖父さんが建てた築70年の古民家を何とかして残したい、という相談を受けたことでした。

古民家を再生するのにはお施主さまと再生側の両方に、それなりの覚悟が必要です。時間が経ち弱った建物にもう一度、十分な構造上の強さを与え直し、この先何十年も住むことができるよう大手術を施さなくてはなりません。基礎がない建物がほとんどですから大きな家をジャッキで持ち上げまずは基礎から作る。さらに断熱や防音も施し現代の暮らしにあわせた快適性を加えることも必要です。生半可な時間のかけ方や通り一遍の技術では家に跳ね返されてしまうことは目に見えていました。

それでも私たちはやりたい、と思いました。こんな家を潰してしまうのはもったいない。必ず甦らせる。スタッフ全員がそう感じたのです。

 

 

それ以来、松美建設は年に一軒のペースで古民家再生を手がけています。時間と手間を費やすため大きな規模の古民家は同時に何軒も再生することができないのです。丁寧に一軒がやっとです。 古民家には学ぶことは多くそれは注文住宅やリフォームの仕事にも活かされています。 私たちの古民家再生は伝統の技に則った本格的なもので、見た目のよさを競うものではありません。

愛知県及び近隣にお住まいで古民家を残したいとお考えの方、再生か建替えかでお悩みの方、私たちに一度ご相談ください。

一軒でも多くの古民家に再び血を通わせ、住む人が健康に安全に住んでいただくのが、私たちの願いです。

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