【リフォーム】蔵の下見板交換と外壁修繕リフォーム・蔵のリフォーム

愛知県名古屋市昭和区 蔵改装 蔵メンテナンス

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【リフォーム】蔵の下見板交換と外壁修繕リフォーム・蔵のリフォーム

 

名古屋市昭和区、塩付街道沿いに建つ、K様邸の蔵の下見板取り換えです。画像は取り換え前。

こちらのお屋敷の母屋と土蔵は明治時代の建物で蔵の壁厚はなんと40㎝の厚みを誇ります。

 

【塩付街道とは】名古屋市昭和区を通る歴史的な街道で、江戸時代に盛んに利用されていました。この街道は、塩をはじめとする物資を運搬するための主要なルートであり、名古屋の物流や商業活動において重要な役割を果たしました。、名古屋市南区の塩浜地域から始まり、名古屋市昭和区や中区を経由して名古屋城下町に至る街道です。特に名古屋城の建設や名古屋の経済発展とともに、この街道は商業活動や人々の往来が活発に行われる場所となりました。

塩付街道は、現在の名古屋市昭和区内を通っていました。昭和区の一部には、今でも塩付街道に関する地名や遺構が残されており、当時の街道の雰囲気や歴史を感じることができます。例えば、昭和区の一部には「塩付通」という名前の通りが残っており、これがかつての塩付街道の名残であるとされています。

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老朽化した古い下見板を丁寧に取り外し、次の工程に進む準備が整いました。

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松美の工場で新しく制作した下見板を取り付けます。とても大きなものです。

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無事に取り付けが完了しました。

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下見板の交換工事が完了し、外観が一段と美しく整いました。伝統的な趣を保ちながら、耐久性にも優れた仕上がりとなっています。

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下見板の交換工事が完了し、外観が一段と美しく整いました。伝統的な趣を保ちながら、耐久性にも優れた仕上がりとなっています。

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2013年5月1日(水)付 中日新聞 県内版
『街道を行く・402・塩付街道』にて、こちらのお住まいがイラストとして紹介されました。 阿部繁弘画伯(日本ボールペン画協会 初代会長)の緻密なボールペン画にて

 

 

 

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蔵の下見板(したみいた)とは

木造建築の外壁を覆うために使われる板材の一種です。主に日本の伝統的な建築物や蔵の外壁に使用されており、耐候性や耐久性を高めるための役割を持っています。下見板は、建物の外壁を保護するために使用されます。蔵の外壁に取り付けることで、風雨や日光などから建物を守り、木材の腐食や劣化を防ぐ機能を持っています。また、下見板には断熱効果もあり、建物内の温度調節を助ける役割も果たします。

  • 防水性: 蔵は特に湿気や雨風にさらされることが多いため、下見板を使って防水性能を向上させます。
  • 断熱性: 木材の下見板は熱を適度に通すため、内部の温度を一定に保ちやすく、蔵内部の温度管理にも寄与します。

下見板の歴史

下見板の歴史は、日本の伝統建築と密接に関わっています。特に江戸時代以降、木造の蔵や家屋が増えた時代に普及しました。当時は、特に火事や湿気から蔵を守ることが重要視され、下見板の採用が進みました。現代でも、古民家や蔵のリノベーションにおいて下見板が用いられています。新築の建物にも伝統的な風合いを加えるために下見板を採用するケースあり、伝統的な外観を維持しながら機能的な建物にリフォームする際にもしばし登場します。

  • 江戸時代: 木材を使った建築が主流であり、火事や雨風から建物を守るための下見板がよく使用されました。
  • 明治時代以降: 西洋の建築技術や資材が日本に入ってくる中でも、下見板は伝統的な木造建築や蔵に使われ続けました。

下見板の材料

下見板には、主に耐久性の高い材として、杉やヒノキが使われています。これらの木材は日本の気候風土に適しており、長期間にわたり耐久性を保ちます。また、自然な風合いや色味が、蔵や伝統的な家屋の外観に調和するため、装飾的な意味でも価値があります。

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