◆玄関は櫛引壁仕上げ。愛知県一宮市/新築工事現場

一宮のKさま邸新築工事もラストスパートに入っています。今日から、内装屋さんのおくちゃんと本田さんが登場です。

自然素材にこだわったKさま邸は、もちろん天井もクロスではなく、土佐和紙を使用しました。
２階は、勾配天井になっているためほんと大変です。おくちゃんは、ふーふー言って張っています。

おくちゃん「ちょっとすまんが、軽トラ行って、”あれ”持ってきてもらえんかな…」

「ん？あれ？。。。ああ、あれね！。」

ひざパットでした。
ロフトはひざをおとして、和紙を張る体勢になるので、おくちゃんの体重でひざがぐちゃぐちゃみたいです。






クロス屋さんの本田さんは、広いところをもくもくと張っています。

 やっと空箱に出会えました。例のルーアマイルドです。TVCMで中村橋之助さんが「ルーアマイルド」って言っているあれです。
壁紙用の接着剤の中で、科学物質が発生しない糊です。
本田さん「マツミさんの家は、これを使わないといかんでしょ。でも、普通のより３割高いよ」って。
みんながこだわってくれるから、いい家が建てられます。





玄関では、左官屋さんのなべさんが、土間の仕上げを行っています。Kさま邸の玄関は、洗い出し仕上げ。
洗い出し仕上げとは、種石を練り合わせたモルタルを上塗りし、それを洗い出して、
自然な風合いを日本に昔からある伝統左官工法の一つです。

玄関のしっくい壁は、ちょっとひと手間加えてみました。
なべさんにお願いをして、櫛をすーっと横にひいてもらいました。

なんだかお店にある空間になりました。
なかなか感じが良いので、OKとあいなりました。