◆建物の耐震性を守るために:土台の腐食とその影響・西区・耐震工事・地震対策・耐震補強・築85年古民家の再生007

大規模地震に備え、耐震補強工事中の名古屋市西区・築85年古民家再生現場です。建物を解体していくと土台がやられていることが判明。見えていた部分は健全でしたが見事にグスグス。見た目は綺麗な土台でも、外壁側はボロボロになっています。見かけにとらわれず細かくチェックしていきます。

建物の土台が腐る原因はいくつかありますが、木材の劣化や、絶縁不足によるもの、また害虫や菌類が侵入し、木材を食害したり分解したりすることも。特にシロアリや白蟻などの害虫は、木材を食害して土台の腐朽を引き起こすことがあります。

これらの原因を考慮して、適切な絶縁対策、防水や換気、防虫対策を施すことで、土台を健全に保つことができます。

また、建物の土台が腐ることは耐震性能にも影響を与えます。耐震性は建物が地震に対してどれだけ耐えることができるかを示す指標であり、土台が腐ることでその性能が低下する可能性があります。土台が腐ると、建物の基礎部分が弱体化し地震などの外力に対する抵抗力が低下します。腐った土台は建物の安定性を損なう可能性があり、地震時に建物の崩壊や損傷を引き起こすリスクが高まります。

耐震性能を維持するためにも、土台の腐食を防ぐための適切な対策は重要です。定期的な点検やメンテナンスを行い、必要に応じて土台の修復や補強を行うことで、耐震性を確保することが大切になります。


 

 

 


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