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古民家再生で見直したい、木製建具と雨戸の価値・直して長く使う。未来へ遺す。建具メンテナンスの話
古民家再生で見直したい、木製建具と雨戸の価値
昔の建物のリフォーム工事や古民家再生の現場では、断熱性や防音、使い勝手などを考え、木製建具を現代のサッシへ交換するケースが多くあります。暮らしを快適にするための、合理的な選択であることは間違いありません。
一方で、すべてを新しくするのではなく、当時の佇まいや雰囲気を残しながら整えるという方法も、古民家再生ならではの大切な考え方だと感じています。
動きが重くなっていた木製雨戸をメンテナンス

長年使われてきた木製雨戸は、木の伸縮や建物の歪み、経年劣化の影響により、開閉時に力が必要な状態になっていました。
毎日のことだからこそ、知らず知らずのうちに負担になっていたようです。
雨戸のレール・戸車交換と建具調整
今回は、雨戸のレールと戸車を交換し、あわせて建具全体の調整を行いました。ナガセ建具さんが一枚ずつ歪みや建付けを確認しながら、無理な力をかけず自然に動く状態へと丁寧に整えています。
昔の雰囲気はそのままに、使い心地を改善
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建具調整後の見た目は当時のまま。それでいて、開閉は驚くほどスムーズになりました。
「すっごく良くなったねー」とお施主様も大喜び。その言葉から、雰囲気を残したまま快適になることの価値を改めて実感します。
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今、同じ木製建具を作るとしたら
古民家に使われている手作りの木製建具は、今あらためて一から作ろうとすると材料費や職人の手仕事を含め、非常に高額になってしまいます。当時は当たり前のように使われていた建具も、今では貴重な職人仕事の集積。残っていること自体が大きな価値ではないでしょうか。
木製建具はメンテナンスで寿命を延ばせる
壊れたから交換するのではなく、部材の取替えと丁寧な調整を重ねることで木製建具はこれから先も十分に使い続けることができます。それは建具の寿命を延ばすだけでなく、住まい全体の歴史を次の世代へつなぐことにもつながります。
古民家再生の中で、建具に迷ったときは
サッシに替えるか、残すか。どちらが正解、という話ではありません。古民家再生やリフォームの中で「この建具は残せるだろうか」「雰囲気を活かしたまま使えないだろうか」そんな迷いが生まれたときは一度立ち止まって考えてみるのも一つです。
木製建具や雨戸について、お困りのことや迷われる点がありましたら、
必要に応じてご相談をお受けしております。
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