本格的に大工工事がスタートしました。荒木大工が楽しんでいます。豊田市の古民家再生
2018/05/18(金)
古民家再生 古民家リフォーム
今日から、豊田市のI様邸古民家再生現場には、荒木大工が本格的に入ることになりました。来週からの揚げ方工事を前に下準備を進めていきます。
まずは、基準となる通り芯や高さのミズを出していきます。柱の中心が芯なのか、差し鴨居の中心が芯なのか確認を行い、今回は柱芯(大黒柱は偏芯)が中心とわかりましたので、しるしをつけていきます。
次に建て起こしを確認していきます。伊勢湾台風の影響で、北側に頭が倒れている事が多い中、今回のI様邸でも北側に3~15mm程度倒れていました。 倒れを修正するために、カケヤで柱の最下部を叩き、起こしを直していきました。建ておこしを直しつつ、柱の内法をチェック。
バッチリ!!とあらちゃんがご満悦です。
建て起こしや内法寸法、通り芯々寸法などを確認し、通りが決まった所で、根がらみを取り付けて固定していきます。 揚げ方時に開いたり縮まったりするのを防ぐと共に、降ろす時が楽になるようにと考えました。
あらちゃん頭をフル活動したので、体を使うより疲れた~と言っていましたがなんだか楽しいみたいです。難しい仕事ほど充実します。
名古屋を中心に愛知県内で、自然素材を使った木の家を建てている 大工さんのいる工務店
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