永いおつきあい---円心寺さんより
2011/08/04(木)
今日の古民家再生現場
曇り空のなか、現調にやってきました。
祖父の代から、お世話になっている、「円心寺」さんです。
右に見える「宝塔」も建立させていただいています。
ご住職は、松濤基道さん。
円心寺の十九世で、御年九十七歳になられます。
松濤さんは、長く「東海中学」の校長先生を勤められ、教育はもちろん、
音楽、絵画と非常に多才な方で、
円心寺にも、松濤先生が描かれた絵がたくさんあります。
「雨漏りがひどいので見に来てほしい」
とのことで、屋根に上ります。
瓦の老朽化がひどく、
必要に応じて、増築を繰返しているため、
屋根の納まりも非常に複雑で、雨仕舞が悪いですね。
なんとかしなければなりません。
本堂では、松濤先生が描かれた「小笠原信之」と厨子を安置するための
空間を造る打合せ。
松濤先生(右)熱心に寸法打合せをする松美会長。
古くて、広い空間を長く維持していくのは、大変なことです。