30年眠っていた玄関を開く・05・床の施工 —— 物置化していた玄関が、新しい「顔」を取り戻す

寺やん、今日は小縁の製作中です。

天井も上手く納まったところで、大工の寺やんは 小縁の作成に取り掛かっています。

玄関框には重厚感と耐久性に優れたオーク無垢材を採用。オークならではのはっきりとした木目と深みのある質感が、玄関に確かな存在感を与えてくれます。毎日家族を迎える──玄関にふさわしい強さと温かさを兼ね備えています。床貼りもスタートしました。使用するのは唐松の無垢材。柔らかく温かみのある足触りが特徴で、素足でも心地よく、冬でも冷たさを感じにくい素材です。経年で少し赤みが深まり、味わいを増していくのも魅力です。

巾木も幅広の“無垢材”で統一感を

壁と床の境界に取り付ける巾木（はばき）も幅広タイプの無垢材を施工しています。無垢材でそろえることで、空間の重心が落ち着き、上質な一体感が生まれます。

 

床・框・巾木──これらは目立たないようで、実は玄関の印象を大きく左右する重要なパーツ。素材の質がそのまま雰囲気に反映されます。30年の時を経てようやく形を取り戻し始めた玄関。ここからさらに、迎える空間へ、誇れる空間へと変わっていきます。

 

年末年始のお知らせ（12/27～1/4まで冬期休業を頂きます）

年末年始のお知らせ　誠に勝手ながら、2025年12月27日（土）～2026年1月4日（日）を年末年始休業とさせていただきます。休業期間明けのご対応は、2026年1月5日（月）より順次開始いたします。（端材対応含む）

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