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18年前の新築から再びご依頼。吹抜を“8畳の一室”へ。自然素材でつくる心地よいリフォーム事例

公開日:2026/01/07(水) 更新日:2025/12/12(金) リフォーム・リノベーション

18年前の新築から再びご依頼。吹抜を“8畳の一室”へ。自然素材でつくる心地よいリフォーム事例

18年前に新築工事をお任せいただいたS様邸。
お子さまの成長に伴い「部屋数を増やしたい」とご相談をいただき、今回、居間の吹抜をなくして新たに1室を増設するリフォーム工事を行いました。

■ 吹抜を8畳の居室へ。暮らしに合わせた空間づくり

これまで開放的な吹抜として使われていた空間は、構造の調整を行いながら床を新設し、8畳の使い勝手の良い個室へと生まれ変わりました。
天井・壁の高さを確保しつつ、既存の間取りとのつながりを考えたレイアウトにより、違和感のない増室となっています。

■ 内装はナラ無垢フローリング × 土佐和紙仕上げ

床には既存空間との調和を考え、ナラの無垢フローリングを採用。自然素材ならではの質感が、家全体の雰囲気と優しくつながります。
壁と天井の仕上げには、マツミ建設が得意とする土佐和紙を使用。柔らかな光を受け、時間帯によって表情が変わる落ち着いた空間になりました。

■ 収納も新設し、使い勝手の面でも満足度アップ

今回のリフォームでは、暮らしの動線を考慮した収納スペースも新たに設けています。限られたスペースを有効に活用し、日々の使いやすさを大切にした造りとなっています。

■ スノコ床を解体し、材料は濡れ縁として再利用

吹抜にかかっていたスノコ床は、ただ撤去するのではなく、解体した材料を再利用して濡れ縁を製作
新しい役割を持たせることで、資材を無駄にしないだけでなく、18年間の思い出が別の形で住まいの一部として生き続けます。マツミ建設が大切にしている「自然素材を活かす家づくり」の象徴ともいえる取り組みです。


今回の工事では、長くお住まいになった家に再び手を入れることで、ご家族の今の暮らしに合った空間へとアップデートするお手伝いをさせていただきました。
新築時の想いを大切にしながら、自然素材を活かした居心地のよい住まいづくりを、これからも続けてまいります。

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