古民家で補強工事をしています。。。愛知県高浜市 古民家再生現場より

 

古民家再生現場です。

「回廊」を造る工事をする寺やん、荒ちゃん。

青い空に垂木が映えます。

 

この「回廊」は

古民家からせり出して、個室をつなぐ役割をします。

 

個室部離れの躯体です。

しっかりと土壁がついています。

これで、建込みの工事は一段落。

 

次は、西妻面の補強工事に取り掛かってます。

養生のブルーシートをめくると

東面と同様に、妻梁がひどい状態に。。。

 

トタンの下で判りませんでしたが、

かなりの年月漏水していた模様です。。。

 南北面は大屋根が覆っているので、当然ながらこんな被害はありません。

これを見ると、民家はやはり屋根で守られている気がします。

 

 

そこで、

腐食妻梁下の柱頭部に、補強梁を設置することに。

 

ボルトで緊結していきます。

 

梁間方向の7m近い連続梁です。

 

梁と柱補強を兼ねて、さらに半柱を添わせます。

 上部小屋面も、半柱を添わせ、母屋・棟木を受ける形をとります。

 

 

内部は、天窓からの光で明るくなっています。

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ということで、補強工事もやっと落ち着いてきました。