◆【名古屋市中村区】築70年の和風住宅で屋根の軽量化工事｜安心・耐震性を高める防災瓦のリノベーション

【名古屋市中村区】築70年の和風住宅で屋根の軽量化工事｜安心・耐震性を高める防災瓦のリノベーション

名古屋市中村区にある築70年の和風古民家にて、現在リノベーション工事が進行中です。
今回の工事の大きなテーマは、「屋根の軽量化」と「耐震性の向上」

今日は北野瓦店さんが勢ぞろいで、瓦屋根の葺き替え工事を行いました。5月の空の下、天候にも恵まれ作業は順調に進みました。

■ 古民家の重たい屋根を軽く、安全に

これまで屋根には、葺き土（ふきつち）が厚くのっており、
土の重さだけでその重量は1坪あたり約80kg、建物全体ではなんと4,000kg（4トン）にも及んでいました。瓦も加えた重さは11トン！
これだけの重さが建物にかかっていたことを考えると、地震の揺れに対する負荷も非常に大きかったといえます。

今回のリノベーションではまず葺き土をすべて手作業で撤去し、屋根の軽量化を実施。撤去した土は、職人たちが丁寧に土嚢袋に詰めて一つずつ下ろすという、手間と根気のいる作業でした。

■ 防災瓦で和の美しさと耐震性を両立

屋根の下地を整え防水処理を施したのち、新たに葺き替えたのは、伝統的な和型の防災瓦。この瓦は、一般的な粘土瓦（約45kg/㎡）に比べて軽く、約30〜40kg/㎡。見た目は従来の和瓦の風合いをそのままに、地震時の建物への負担を減らすことができます。

作業は順調に進み、屋根の最上部、棟（むね）部分の施工へ。この棟は、屋根の美観・耐久性・防水性を左右する重要な箇所です。

北野瓦店の高い技術と丁寧な施工によって、重厚感と品格のある美しい棟のラインが完成。
雨風に強く、長く美しさを保てるよう、防水処理や瓦の固定も念入りに施しました。

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■ 屋根の重さが気になる方へ｜和風住宅の耐震リフォームご相談ください

築年数の長い木造住宅や、伝統的な和風住宅の重たい瓦屋根に不安を感じている方はいませんか？
近年の地震の頻発により「屋根を軽くして、地震に強い家にしたい」というご相談がとても増えています。

私たちは、住まいの「美しさ」と「安心」を両立させるリフォームをご提案しています。

屋根の軽量化による耐震性能の向上、耐力壁の新設、構造金物の取付、老朽化したブロック塀の撤去など、建物の状態やご希望に応じて多角的な耐震リフォームを行っています。

こうした工事の一部には、自治体の助成金が活用できる場合もございます。ご自宅が対象となるかどうかも含め、まずはお気軽にご相談ください。

瓦の種類選びから構造補強まで、実績ある職人とともに一棟一棟、丁寧に施工いたします。
大切な住まいを、これからも安心して住み続けられる場所に整えていきましょう。

 

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