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30年眠っていた玄関を開く・04・柿渋コートで木部がよみがえる —— 物置化していた玄関が、新しい「顔」を取り戻す

木の表情を取り戻す塗装工事。玄関改修、今日は塗装の日

今日は塗装の川脇塗装さんが入り、玄関まわりの木部を仕上げる作業を進めています。この玄関は、約30年間ものあいだ物置として使われてきた場所。日が当たらず、人の出入りもない状態が続いたため、柱や梁などの木部も少々寂しげ。今回は柿渋コートを使って木部の塗装を行うことにしました。

サンドペーパー下地調整

サンドペーパーで下地調整をしています。

■ 柿渋コートとは

柿渋をベースにした自然由来の塗料で、古い木部の色を落ち着かせ、深みのある風合いと自然な艶を取り戻してくれます。防水性・防腐性にも優れており、昔から木材保護に使われてきた安心の素材です。化学的なツヤに頼らず、“木そのものの美しさがにじむ仕上がり” になるのが大きな魅力。

■ くすんだ木が、ゆっくりと息を吹き返す

柿渋コート

柿渋コート

川脇塗装さんが丁寧に刷毛を進めると、30年分のくすみをまとっていた柱に、少しずつ本来の色と表情が戻ってきます。長く眠っていた木が再び呼吸し始めるような、そんな変化が見える瞬間です。

■ 玄関が“迎える空間”へ

柱や枠が整ってくると、この玄関がまた誰かを迎え入れるための場所へと変わっていくのを感じます。物置だった期間を思うと、まるで新しい役割を与えられたかのようです。

 

年末年始のお知らせ(12/27~1/4まで冬期休業を頂きます)

年末年始のお知らせ 誠に勝手ながら、2025年12月27日(土)~2026年1月4日(日)を年末年始休業とさせていただきます。休業期間明けのご対応は、2026年1月5日(月)より順次開始いたします。(端材対応含む)

 

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