◆進む屋根下地工事と問題点。一宮市の古民家再生工事現場便り。
2018/02/02(金)
古民家再生 古民家リフォーム
一宮市のK様邸古民家再生工事現場は、下屋根の木下地工事中。南面に引き続き東面北面へ取り掛かっておりますが
南面に比べ傷みが進行していました。と言うのも、東・北面には、母屋に付随した小屋が増築されていて、屋根の納まりが悪かったと考えられます。
谷樋の形状になっていてそこに枯葉などが詰まりオーバーフローをしていたり、
雨漏れを起こしていた個所を長年そのままにしていたため、垂木の多くが腐ってしまっていました。
このままでは、屋根下地としては使えませんでしたので垂木を交換することとなりました。
やはり建物は、雨漏れを起こさない適切な納まりや、防水処理、それと維持管理が一番重要だと痛感させられます。