緊褌一番・・・ある記事を読んで
2月の朝日新聞にこんな記事が載ったそうです。
この記事を見られた、OB客様(14年前に古民家再生させていただいたK様)より連絡が入り、
「この記事の建築会社って、松美さんだよね。。。」
朝日新聞をとってないので、この記事の事は全然知らなかったのですが、
K様の洞察力には、全く驚かされました。
いつも気にしていただいてありがとうございます!
これは、現在再生工事をしている天白区のお客様の投書でした。
この記事を読んで、お母様の思いを改めて知ると、
私達が勝手に(ほんとうに勝手に)古いけどいい建物を残したい、って簡単に口で言っている言葉は
なんて浅はかで、重みのないものなんだろうか。。。。。と考えさせられます。
この再生工事が始まる前に、
「祖父が建設してから80年以上が経過し、家族の歴史、時代と共に変化をしてきた家の
痕跡を身近に感じながら、これからも生活していける住まい」
を造って欲しいと、息子さんが書かれた手紙をもらいました。
形を造る事はできる、でも思いを造る事が私達にできるのか?
でも。。。少しでも近づける様、頑張ります。
お母様のおかげで、それを強く意識することができました。
ふんどしを締め直してかかっていきます。